1. 目的
- CCTVカメラで断続的に見られる歪曲現象と緩和方法のご案内
2. ジェロ現象(ローリングシャッター)とは?
- フレームの一部がぼやけたり、直線が歪んで見えたりする現象
- 映像では陽炎が立ち上がったり、ゼリーのようにプルプル揺れるような感じで表現される。
3. ジェロ現象の原因
- ローリングシャッター方式のイメージセンサーを利用する カメラで必然的に発生する現象
- ローリングシャッターとは、個別のフレーム撮影時に全画面を 1ラインずつ順次に撮影する方式で、 各ラインで撮影される 時間差が発生するため、高速で動く被写体があったり
カメラが高速に動く状況でイメージの歪みが生じる。
4. 現象緩和の方法
- Shutter Maximumを一段分ずつ遅くしていき、現象を緩和していく時点の設定値を維持
- ただし、シャッタースピードを遅らせて露出が長くなると、絞りの影響により回折または飽和が
生じることがあるので注意が必要
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