バージョン 5.1 以降で WAVE ログを収集するには？

概要
ログファイルは、Wisenet WAVEのコンポーネントによって実行される内部アクションを追跡します。これらは開発者が問題とその原因を深く理解するのに役立つため、問題調査において重要なログになります。

次のログはサポートチケットの一部として要求される場合があります。

  • システムログ
  • サーバーログ
  • クライアントログ

ステップバイステップガイド:

1. ログは2つの場所でアクセスおよび管理できます
  A) クライアントおよびサーバーの場合: メイン メニュー -> システム管理 > アドバンス > ログ管理
  B) クライアントのみ:
  メイン メニュー -> ローカル設定 > アドバンス > ログ管理(システムにログインする必要はありません)

2. ログレベルの定義と設定の変更方法
  A) なし - ログファイルは書き込まれません (デスクトップ クライアントのデフォルト)
  B) エラー - エラーと重大な障害のみが書き込まれます
  C) 警告 - 警告 (開発者からの事前定義されたメッセージ)、エラー、重大な障害が表示されます。
  D) 情報 - 警告と同じログ＋開発者によって事前定義された情報メッセージ
      (サーバーのデフォルトのログレベル)が表示されます。
   E) デバック - 情報と同じログ＋アプリケーションによって実行されたアクションに関する自動生成メ         ッセージ
       (問題を報告する場合に推奨)が表示されます。
  F) 詳細 – デバックと同じログ＋アプリケーションが実行するすべての完全な追跡 (非常に大量のデータ) 　  を記録します。
      アプリケーションの速度が低下するため、長期的な実行には絶対にお勧めできません。
     このレベルは開発者によって要求される場合があります。その際にログレベルを詳細に切り替え、
     問題が再現されたらログファイルを収集し、その後すぐに元に戻します。 （図1）

                                            図1

3. 追加のログ設定:
  A) 最大ボリュームの制限
    -ログファイルの最大合計サイズです。サイズが制限に達すると、最も古い記録が消去されます
  B) サイズによるファイルの分割
    -単一のログファイルのサイズです。サイズが制限に達すると、

     すべてのログファイルが最大ボリューム制限に達するまで、新しいファイルが作成されます
  C) ファイルを時間で分割
    -有効にすると、すべてのログ ファイルが最大ボリューム制限に達するまで、

     指定した期間 (以下の例では12時間) に1回、新しいファイルが作成されます (図 2)
  D) デフォルトにリセット - 設定を元の設定に戻します
  E) 「OK」をクリックすると変更が適用されます

                                                図2

4. サーバーおよび/またはクライアントのログを取得する方法
   A) ログ管理を開きます。
   B) ログファイルをダウンロードするコンポーネントを選択します。

        (クライアントおよび/またはサーバー)
  C) 「ダウンロード」をクリックします。
  D) ログ ファイルの保存に使用するフォルダーを選択します。

5. ログファイルは、次の名前のzipアーカイブとしてダウンロードされます。
  A) client_<日付> - <時刻>.zip – クライアントログ
  B) <server_name> - <server_guid> - <date> - <time>.zip
    – サーバー ログ (システム内の各サーバー)

6. サーバーログアーカイブには以下が含まれます。
  A) system_XXX.log
   – システム イベント (ライセンス関連のイベント サーバーの起動/停止、重大な問題)
  B) main_XXX.log – サーバー イベント (その他すべて)

引用元

https://support.hanwhavisionamerica.com/hc/en-us/articles/18251695948443-How-do-I-collect-WAVE-logs-in-version-5-1-or-later