Spanning Tree Protocolのご紹介

1. STP(Spanning Tree Protocol)構成とは?

  - STPとは、ループ状のネットワークで論理的に1つの連結だけを維持し、既存の連結が切れたと認知すると他の連結を活性化させるように構成されたプロトコル

2. STP構成効果

  - Loop構造のネットワークで特定ポートを遮断状態に切替えて論理的にLoop構造を防止

  - Loop構造から離れるとネットワーク上でBroadcastのFlooding反復発生を防止　  

  - 一方向のネットワーク連結が解除されると経路転換が可能でありメンテナンスが容易

3. STP未構成時の問題点　

  - Loop構造ネットワークでSwitchは自分が送ったBroadcastを受けてから再びBroadcastに

    パケット送ることを繰り返す　

  - 従来のパケットを絶え間なくやり取りする同時に装置から出る新規パケットも伝送　

  - ハンドリングするパケット数が爆発的に増加→ CPU占有率の上昇→ ネット負荷→ ネットワーク障害